WordPressでサイト作成をはじめた人にとって、最も迷ってしまうのがテーマ選びです。
わたしはこれまでWordPressセミナーを何回か担当してきましたが、ほとんどのセミナー受講者から『日本語対応している無料のおすすめテーマを教えてください』質問されるので、やはりみなさん気になるのでしょう。
ということで、今回はWordPressのおすすめ無料テーマをまとめて紹介します。
厳選した日本語対応している有料テーマは別記事で紹介しています。
WordPressのおすすめ無料テーマ
Simplicity(シンプリシティ)

シンプリシティは、無料テーマですが、非常に多くの人に使われています。
標準でSNSのシェア機能が装備されていますし、AMP対応もしています。
なによりもわたしが初心者だった2012年ごろに使っていたテーマで、いまだにわたしは4つのサイトでシンプリシティを使っています。
カスタマイズ方法などもネット上でたくさん紹介されています。
無料テーマだからといって稼げないということではありませんし、シンプリシティは内部SEOを考えられた構造をしているので、アクセスも上がりやすいと感じています。
自信持っておすすめできる無料テーマです。
Cocoon(コクーン)

コクーンは、先ほど紹介したシンプリシティの後継的な無料テーマです。
ただ無料とは思えないほど、高機能でビックリしました。

cocoonの商品リンクはすごい便利
わたしもいくつかのサイトで利用していますが、なんといってもAmazonリンクだけでなく、楽天やヤフーショッピングのリンク設置もすごく簡単です。
標準でSNSのシェア機能が装備されていますし、AMP対応もしています。
そして吹き出し機能もついているので、ブログをはじめたい人には、とても良いと思います。
自信持っておすすめできる無料テーマです。
Stinger(スティンガー)

スティンガーも、無料テーマですが、非常に多くの人に使われています。
アフィリエイトをはじめるひとが、まずは無料のテーマでサイト作成する時に、よく使われるテーマです。
実際にわたしもスティンガーを使ってたことがあり、いまは有料のStingerPRO版に乗り換えましたが、無料でもかなり使えるテーマだと思いました。
内部SEOを意識した構造で、月間100万円以上稼ぐアフィリエイターもこのテーマを使っていました。
無料テーマだからといって、稼げないということではないし、使いやすいのでおすすめです。
LION MEDIA(ライオンメディア)

ライオンメディアも、無料テーマです。
最近できたばかりのテーマですが、無料とは思えない感じです。
Googleが提供するPage Speed Insightsでも高スコアを獲得するぐらい、サイト表示速度にこだわっているテーマです。
さらにAMPページのデザインも、かなり考えられて作られたテーマだと思いました。
わたしは、仮にテストサイトでチェックしました。
有料テーマほどではありませんが、無料テーマの中では、かなり良い感じと思いました。
ブログサイトというより、メディアサイトに向いているテーマだと思います。
Lightning(ライトニング)

ライトニングも、無料テーマです。
WordPressの人気書籍『いちばんやさしいWordPressの教本』で紹介されているテーマです。
有料のプラグインで、デザインなどカスタマイズできます。
WordPressの公式ディレクトリに登録されているテーマですが、日本語ベースです。
CSSのフレームワーク『Bootstrap』をベースにしたシンプルなデザインで、コーポレートサイトに適しているテーマです。
手っ取り早くコーポレートサイトを作るならおすすめのテーマです。
Xeory(セオリー)

セオリーは『バズ部』が提供している無料テーマです。
デモサイトをみればわかりますが、コーポレートサイトとして十分使えそうなテーマです。
WordPressの中級者、もしくはHTMLやCSSがある程度かける人なら、カスタマイズのやりがいがあります。
ブログサイトというより、コーポレートサイトに向いているテーマだと思います。
WordPress初心者というより中級者以上におすすめの無料テーマです。
WordPressのテーマ選びの基準
レスポンシブ対応しているか?
WordPressのテーマ選びで最低限抑えておきたいのが、レスポンシブ対応をしているかです。
レスポンシブ対応とは、閲覧ユーザーのデバイス(パソコンやスマートフォンなど)に関係なく、同じURLでも画面サイズに応じて、見やすい表示に変えることができていることを言います。
サイトの更新はパソコンで行うことがほとんどだと思いますが、閲覧ユーザーはスマートフォンが非常に多いです。

日本語対応しているか?
WordPressのテーマは『WordPressの公式ディレクトリ』で数多く紹介されています。
この公式ディレクトリで紹介されているテーマは、英語を標準言語として作成する必要があるので、日本人にとってはなかなか使いにくいという印象があります。
テーマのカスタマイズは、基本的にWordPressの管理画面でできることがほとんどですが、日本語ではなく英語で説明されていると、うっかりミスしてしまうこともあるかもしれません。

GPLライセンスルールに準じていることはもちろんですが、メタタグやタイトルタグの修正機能、ファビコン機能、SNSのシェアボタン機能等をつけてはいけないというルールがあります。(※これは一部で他にもテーマチェックがあります。)
つまり、SNSシェアボタンが標準で実装されていないテーマなど『公式ディレクトリに掲載されているテーマ』を、WordPress初心者が使うというのは、ちょっとハードルが高いと思いますね。
多くの人に使われているテーマか?
WordPressのテーマはカスタマイズして使って良いのですが、そのテーマが多くの人に使われているテーマなのかチェックしましょう。
多くの人に使われているテーマは、そのテーマを使っている人が、カスタマイズ方法などを公開してくれています。

このように多くの人が使っていれば、自分と同じような悩みを持った人が、解決方法を紹介してくれていると思います。
特に初心者であれば、多くの人に使われていて、カスタマイズ方法がネット上で紹介さえれているテーマにすることをおすすめします。
無料テーマを使う前にチェックすべきこと
いかがでしょうか?WordPressのテーマはたくさんあります。
テーマを選ぶ際はポイントをしっかりチェックしてくださいね。
テーマは無料だからといって、ダメということはありません。
今回紹介したシンプリシティスティンガーで月間〇万円稼いでいる人はたくさんいます。
サイト運営で重要なのは、テーマよりコンテンツです。
あまりテーマ選びに時間をかけないで、コンテンツ制作に時間をかけたいですね。

初心者だからこそ、有料テーマを使うことをおすすめします。
有料テーマは、デザインがそもそもオシャレだったり、SEOに有利な機能(ショートコード、ランキング、会話などの機能)が付いているので、コンテンツ制作に集中できます。
初心者であれば、なおさら有料テーマの方がおすすめです。
サイト運営で大切なのは、コンテンツ(記事)を楽しみながら作れるということです。
テーマにこだわりすぎず、コンテンツを充実させるようにしましょう。
WordPressのテーマ選びの参考になれば幸いです。
スマートフォン対応(レスポンシブ対応)していないテーマは、絶対に使ってはダメです。