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以前さいたまのコワーキングスペースでご挨拶させていただいた和田亜希子さんが、最近書籍を出版されたとのことでチェックしてみました。
和田さんは、WADA-blogを執筆されている傍ら、東京ビアガーデンのサイトやロフトベットのサイトを運営されていて、最近はバイクのサイトや旅行のサイトなどいろいろなサイトを運営されているようです。
この書籍は、これからサイトを作ろうと思っているけど、どういうサイトをどうやって作ればいいかわからない人にはオススメです。
この書評とともにポイントを紹介します。
ミニサイトとは?
わたしは「ミニサイト」とは、ニッチな情報に特化したサイトのことだと思っていましたが、和田さんはさらに、短時間でコンパクトに作り上げる意味でも「ミニサイト」という言葉を使われていました。
運営者のメリットだけではなく、閲覧者のメリットにもしっかり言及していて、これからサイト運営をしようとしている人には、ぜひ読んでもらいたいと思う内容ばかりでした。
大切な「テーマ」と「企画書」
わたしが一番参考になったのが「テーマ」選定でした。和田さんがどういう感覚でテーマ選定をしているのか気になっていたのですが、とてもわかりやすく解説してくれていました。和田さんは「ネタ」を探すプロですね。
この書籍を読んで、わたしもミニサイトづくりをするためのテーマを3つ候補をあげたので、ちょっとその知識を得るために専門誌を読んでから、新たにミニサイトを立ち上げたいと思います!
また和田さんの企画書に対する考え方は、素晴らしくわかりやすくとても参考になったので、ポイントをメモしておきたいと思います。
ミニサイトの企画ポイント
- ミニサイトの全体像を意識する
- テーマの先にある想定ユーザーを意識する
- 最後まで作りきるためのタスクを管理する
これとても大事なポイントで、特にわたしは最後まで作りきるためのタスク管理が、いまのわたしに足りていないと思いました。また想定ユーザーを意識するということは、最近重要性を感じていたので、あらためて大切なことだと教えていただいた気がします。
いや、企画書って本当に大事です。
この書籍では企画書の作り方において、想定ユーザーや集客やマネタイズまで細かく考えられている方法を紹介されています。企画書がうまく作れない人は、とても参考になると思います。
サイト製作の概要
実際にテーマ選定や企画書がまとまったら、サイト制作についても言及されています。ライブドアブログやWordPress、MovableTypeなどのツールを使う方法や、サーバやドメインについても軽く説明されています。
やはり実際にはじめようと思っても、こういう手を動かすところで初心者はつまづいてしまいそうです。この書籍だけでは初心者がサイトを製作できるまでになるのには、ちょっとハードルが高いですが、考え方や概要を理解するのには良いと思います。
マネタイズ
この書籍では、アドセンスや純広告やASPなどを使ったマネタイズの概要を紹介してくれていますが、わたしは書籍タイトルの10万円のマネタイズについてもっと深く解説しているものだと思っていたので、ちょっと残念な内容でした。なぜ月10万円なのか?をもっと知りたかったです。たぶん和田さんは一般的に稼げる金額として、まず目標金額の推奨が10万円なのでしょうね。
書籍タイトルについては出版社がつけたようで、和田さんも、「10万円って…どこにも書いていないな…」という感じのようです。これは人気著者さんならではの悩みなんでしょうね。
だから「ほったらかしでも月10万円」というのも、書籍の中で解説しているわけではないし、逆に安心しました。[/aside]
詳細なレビューを本当にありがとうございます!そしてタイトルの「10万円・・・」本当にすみません。書籍タイトルは著者ではなく出版社がつけるもので、「10万円ってどこにも書いてないんだけどなあ」が自分としても正直な思いです。 https://t.co/Xw8RdJxi2m
— わだ◎ (@wada_akiko) 2016年11月8日
書評まとめ
和田さんは、ビアガーデンやロフトベットなどニッチな情報の特化型サイトを複数運営しているのは知っていましたが、その和田さんのノウハウが非常に詰まった内容だと思います。
とくにテーマ選定と企画書の作成については、めちゃめちゃ勉強になります。ぜひこれからサイトを作ろうと思っている人にはオススメしたい書籍でした。
いまこのようなサイト製作系の書籍がたくさん出版されているようですね。ちょうど衝動買いで、これらの書籍も購入してしまいました。
あのSEO業界では有名な松尾さんの新書、さっそく購入しました。
ブログ飯でも有名な染谷さんの書籍も要チェックです。さっそく染谷昌利さんの新書を記事にしました。
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