マーケターとWebマーケターの違い【Webマーケティングの2つのタイプ】

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従来はマーケターは、テレビCMや新聞広告を使って、商品の認知を高める活動をしていました。

でもインターネットの台頭により、プロモーションが、どれだけ売上や申し込みに繋がったという結果がわかるようになってから、Webマーケターという新たな職種が誕生しています。

Webマーケターは、よりターゲットを絞ったマーケティングができるので、Webマーケターの需要は非常に高くなっています。

またWebマーケターといっても、仕事内容は様々です。

Web広告タイプ:『Google広告』や『Yahoo!プロモーション広告』などを屈指して広告予算を投下し、目標とする売上や申し込みを増やすタイプです。

SEOタイプ:キーワード選定やコンテンツ作成などの知識を活かして、検索エンジンの上位を狙い、目標とする売上や申し込みを増やすタイプです。

この2つのタイプの両方ともできるのが理想ですが、現実的にはそんなに多くいません。

一般的にIT企業のWeb担当者はWeb広告タイプが多く、フリーランスにはSEOタイプが多い気がします。

マーケターとWebマーケターの違い

マーケターはテレビや新聞のプロ

そもそもマーケティングは、商品やサービスを売るために、企業が行う行動全般のことを指していて、市場調査、販売戦略、広告出稿などの活動が含まれます。

30年以上前は、一般消費者が目にするものはテレビやラジオ、新聞や雑誌が多かったため、マーケティングというとテレビCMやラジオCM、新聞広告や雑誌広告といった広告媒体に詳しい人を、マーケターと呼んでいました。

つまり一般消費者に、商品やサービスを認知させる方法として、広告枠の相場やターゲット層などの知識を駆使して活動するのがマーケターの役割です。

Webマーケターはインターネットのプロ

ただ現在は、広告媒体というと、テレビやラジオなどのマス広告媒体よりも、インターネットメディアやブログといったWeb広告媒体の方が、一般消費者が利用している傾向があります。

テレビや新聞といったマス広告に詳しい人をマーケターというのに対し、インターネットメディアやブログに詳しい人を、Webマーケターと呼ぶようになっています。

Webマーケターというのは、インターネットのプロとも言えます。

テレビや新聞は多くの人に認知してもらうためにはとても有効な手段ですが、それに対してインターネットは誰が使用するといったターゲットが明確に分かれる傾向があるので、より消費者の分析がしやすく、効率的に認知させることが可能です。

つまり、よりターゲットを絞ったマーケティングができるので、Webマーケターの需要は非常に高くなっています。

Webマーケティングに正解はない

Webマーケティングに正解はない

アクセスを増やせばよいと言うわけではない

Webマーケティングの目的は、Webの知識を活かして、商品やサービスの売上や申し込みを増やすことです。

単純にWebのアクセスを増やせばよいと言うわけではありません。

ターゲットとなる見込み客を分析して、そのターゲットにリーチするように商品やサービスをプロモーションします。

分析して改善するスキルが重要

Webマーケティングには、『絶対正解』というものはありません。

Webマーケターは、目標を達成させるために、仮説をたてて実行し、検証して改善することで、正解に近づけていくことが仕事です。

Webマーケティングは、予算を投下して、多くの人に認知してもらうだけでなく、最終的にそのプロモーションによって、どれだけ売上や申し込みに繋がったのかといった結果が明確に分析できます。

テレビCMや新聞広告は反響は大きいですが、どれが売上や申し込みに繋がったという根拠を出すのは非常に難しいです。

つまり、Webマーケターは、広告の戦略だけでなく、販売実績をもとに、分析して改善していくスキルが非常に求められます。

これら仮説→実行→検証→改善の繰り返しが、Webマーケターの仕事です。

Webマーケターの2つのタイプ

Web広告タイプ

Web広告タイプ

Yahoo!プロモーション広告

基本的にWebマーケターというと、この『Web広告タイプ』が多いです。

Google広告』や『Yahoo!プロモーション広告』などを屈指して、目標とする売上や申し込みを増やすために、あらゆる分析をします。

これらは、検索連動型広告ともいわれますが、ターゲットがどのように検索エンジンを使っているかを分析して、自社の商品やサービスを効率良く認知してもらい、売上や申し込みに繋げます。

広告予算は1万円でもOKです。

どういう消費者に、商品やサービスを認知してもらえるのか、効率的に予算を分配し、売上や申し込みを増やす活動をします。

企業に所属しているWebマーケターのほとんどは、このタイプだと思います。

SEOタイプ

また、Webマーケターというと、『SEOタイプ』も多いです。

自社のホームページに、ターゲットとなる消費者を呼び込むために、キーワード選定やコンテンツ作成などの知識を活かして、検索エンジンの上位を狙い、目標とする売上や申し込みを増やすタイプです。

SEOタイプ

山梨 土産 ランキング というキーワードの例

たとえば『山梨 土産 ランキング』というキーワードで検索されたときに、上位表示させるために、どういうタイトルを設定して、どんな記事を作成すれば良いかといった仮説をもとに、コンテンツを作成して、長期的に狙ったターゲットを、自社のサイトに呼び込みます。

広告予算は必要ありませんが、数ヶ月スパンといった中長期で戦略を考え、実行し、改善していく必要があります。

検索順位の上位を獲得できれば、かなりの売上や申し込みが見込めるので、とてもおいしいのですが、その分難易度は高いです。

フリーランスのWebマーケターのほとんどは、このタイプだと思います。

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まとめ

Webマーケティングの2つのタイプ

Webマーケターに求められるスキルは、非常に高度なものばかりです。

一般的な教科書を読んでできるようになるものではありません。

『仮説→実行→検証→改善の繰り返し』によって、より深い知識を得ることができます。

Webのマーケティングは、広告の戦略だけでなく、販売実績をもとに、分析して改善していくスキルが非常に求められます。

『Web広告タイプ』も『SEOタイプ』も、分析力がとても重要です。

インターネット市場は、まだまだ大きくなっていくので、今後Webマーケターの需要は、さらに高くなっていくでしょう。

一般的にフリーランスに多いのは、SEOタイプですが、Web広告タイプにもなれば、めちゃめちゃ活躍できる人材になれますよ。

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