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営業職をこのまま続けても良いのかな?って思うことありませんか?
なんなら『営業なんて、もうやりたくない。』って思う人って、多いと思うんですよ。
わたしが29才のころに、営業だけをずっと続けても、未来はないかも。って感じていたんですよね。
そもそも、営業という仕事はすばらしい仕事なので、全部を否定はしません。
でも営業だけを極めても、ダメだと思います。
『営業をやめたい』と思うなら、わたしは、30代だろうが40代だろうが、いますぐプログラミングを習得することをおすすめします。
営業をやめたいと思う理由
数字目標のプレッシャーがある
営業って目標をクリアすれば給与も良いんだけど、やっぱり数字目標を達成しないとっていうプレッシャーがすごいんですよね。
自分の努力次第っていうのはもちろんあるんですが、がんばっている割には全然結果にならないことがありませんか?
既存のお客様では予算を達成できなければ、新規テレアポして何とかがんばろうと思いますが、100件電話してアポイントがとれるなんて4件ぐらいだし、その中でも受注に結び付くのは1件あるかないかぐらいです。
飛び込み営業なんてしても、門前払いが当たり前ですし、ストレスを感じない日なんてほとんどありません。
『予算を達成すればすべて報われるから、とにかく電話しろ!名刺を配りまくれ!』なんて風潮がありますが、そんなプレッシャーを感じ続けたら、身体的にもシンドイですが、精神的にもどんどん悪い方向に行きます。
会社員であれば、自分の代わりなんてたくさんいるから、このまま精神的に病んでしまっても、誰も助けてくれないんだろうな。なんて感じることもありました。
こんなプレッシャーばかりの仕事だったら、やめて好きなことを仕事にしたいと思いますよね。
根まわしばかりでバカバカしくなってくる
あと営業って、お客様だけではなく、社内の根まわしもかなり重要です。
それぞれ会社によって販売するものが違うと思いますが、在庫の手配や上司の承認など、社内の根まわしが実はめちゃめちゃ大変です。
ようやく受注見込みができて、契約寸前になった途端に、根まわし不足で失注してしまった人って、多いと思うんですよね。
会社が大きくなればなるほど『社内調整』みたいな意味の分からない文化があって、『営業とは根まわしがすべてだ!』なんて上司に言われた途端、サーっと何かが壊れていく瞬間を体験したことがあるのって、わたしだけじゃないと思います。
確かに根まわしって大事なことかもしれませんが、根まわしばかりに気を使ってストレスになるぐらいなら、そんなものから解放されて、やりたいことだけをやる仕事をしたいと思いますよね。
もっと習得すべきスキルがあると思う
営業とは、お客様の悩みや課題を聞いて、それを解決するために自社商品を的確に提案しなければなりません。
つまりお客様は変わるけど、自社商品の価値を提案し続ける行為自体は変わらないんですよね。新商品が無い限りは。
そもそもお客様と会うという行為自体が、『営業の仕事』っていっても差し支えはありません。
でも、これって自分のキャリアに繋がっているのかな?もし会社を辞めたら、独立できるかな?て思いませんか?
もちろん営業は絶対に必要なスキルだと思うのですが、営業だけでなく自分で価値を生み出せるスキルを身につけないと一生、ストレスばかりの生活が続きます。
繰り返しますが、営業は最低限必要なスキルです。でもそれだけで独立するのはほぼムリです。
営業だけではなく、『何かスキルを身につけないとな。』って思うことが何回も続くなら、きっとそれは脳ではなく身体が、感じているんだと思います。
営業以外に習得すべきことって、世の中にたくさんあります。
営業をやめてプログラミングをやった方が良い理由
エンジニアの不足が深刻化している
» 引用:IT人材の不足規模に関する推計(経済産業省)
経済産業省の資料を引用させてもらいましたが、2030年ごろには41万人~79万人の人材不足が予測されています。
41万人~79万人って、すごい数ですよ。
そもそも日本は人口が減少していますが、IT業界の需要は高まっていきます。
IT業界の中でも、やっぱりプログラミングスキルを身につけている人の市場価値は、圧倒的に高くなっていくはずです。
手に職をつける時代には、今後需要がある分野のスキルを身につけるべきです。
プログラミングをこれから学ぶのは遅いなんてことはありません。
むしろ、いま学ぶべきタイミングだと思います。
コミュニケーションできるエンジニアは少ない
制作会社で働いたことがある人なら、絶対にわかると思うのですが、コミュニケーションができるエンジニアってすごく少ないです。
正直にいうと、エンジニアでもコミュニケーションができるというより、コミュニケーションに問題がある人がめちゃめちゃ多いです。
そういうエンジニアは、要件定義もできないし、自己都合の処理をしがちで、少し指摘するとふて腐れます。
ただほとんどの会社で、そのエンジニアに辞められると困るから、クビになることがすごく少ないです。
これはわたしが経験してきたので、間違いないです。
プログラミングができることって、それぐらいの価値なんです。
サーバーサイドもフロントサイドも知識が豊富なエンジニアは、いくらコミュニケーションに問題があっても、社内では腫れもの扱いされながらゴマをスリスリされて仕事をしているんですよ。
これが、コミュニケーションができるエンジニアが入社すれば、状況は一変します。笑えるぐらい業務改善につながります。
これもわたしが目にしてきたことなので、絶対といえます。
つまりコミュニケーションができるエンジニアは、超必要とされています。
営業出身の、社内調整が得意で、コミュニケーションが上手な人が、プログラミングスキルを身につけたら、ぶっちゃけ最強です。
どの会社でも引く手あまたなのは、間違いないと断言できます。
営業経験のない人がプログラミングを習得するのと、営業を経験している人がプログラミングを習得するのは、価値が違うんですよ。
間違いなく営業を経験したことがある人が、プログラミングをやった方が良いです。
まとめ
営業をやめたいって思うことは、全然問題じゃありませんが、ずっと悩み続けるなら、わたしはプログラミングを習得することをおすすめします。
営業をしながらでも、休日や空き時間を使えば、プログラミングを習得することは可能です。
挫折してしまいそうな人は、プログラミングスクールをうまく活用すれば良いだけです。
- エンジニアの不足が深刻化している
- コミュニケーションできるエンジニアは少ない
プログラミングを学ぶことはマイナスになりませんし、プログラミングを習得した後にどう活かすのかが重要です。
コミュニケーションに問題があるエンジニアは、今後一生使われっぱなしのエンジニアとなり、収入が低くなっていくでしょう。
エンジニアにとって、要件定義を理解しながら、開発に参加するってかなり重要ですし、営業出身者であれば当たり前のことをやれば良いという感覚です。
営業をやめたいな。と少しでも思ったあなたは、それでもプログラミングを学ぼうとは思いませんか?
はじめからプログラミングができる人はいませんし、不安な気持ちになったのは私も一緒ですけど、そこから一歩踏み出すだけで、大きく人生を変えることができますよ。
少しでも気になったら、マンガで覚えるプログラミングなどを手に取って、まずはプログラミングに興味を持ってはいかがでしょうか?
タイムリーな話題でしたのでコメントさせていただきます。
今はメーカーで営業をしている者なのですが、
外注しているWEB担当者とのコミュニケーションが難しく、
内部でどうにかできないかという話になりました。
社内にWEBの部署を作ることになり、数名が担当候補となり
業務の間の時間を使いプログラミングを勉強しております。
しかし独学は難しくすぐ限界を感じたため、社会人向けのスクールの説明会に参加したところ
自分が感じていた以上に他の方も似たような境遇の方がいらつしゃいました。
社会人向けのスクールは、今後のビジネスについて危機感を感じてる方が多い印象でした。
こちらのサイトはスクールで知り合った方に教えていただきました。
藤本さまは前職でも、もちろんご活躍されていたとは思いますが、
他業種からのスキルチェンジにより、
さらなるご活躍されている事例があると我々営業畑出身の者も大変勇気づけられます。
まだ、危機感のない社内の人間にも記事を共有させていただきます。
ありがとうございました。