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モバイルファーストインデックスが2018年3月に開始されましたが、最新の情報によれば、50%以上のWebページがモバイルファーストインデックスに移行しているとのことです。
Googleの最新動向を注視している人にとっては、モバイルファーストインデックスはとても重要なテーマなので、あらためて情報をまとめました。
自分のサイトがモバイルファーストインデックスに移行されているか確認する方法も紹介しています。
モバイルファーストインデックスとは
スマホサイトを評価基準にする方針のこと
モバイルファーストインデックスとは、これまで検索エンジンがパソコンサイトの内容をもとにコンテンツの質を評価していたのを変え、スマホサイトを評価の重点的に評価しインデックスするという方針転換のことです。
モバイルファーストインデックスは、英語だと『Mobile First Index』ですが、これを略してMFIとも表記されることがあります。
2017年9月にこのブログでも『モバイルファーストインデックスの重要性』について解説しましたが、ブログを運営している人なら絶対に知っておいた方が良い情報で、今後よりスマホサイト(モバイルフレンドリー)化していかないといけません。
2018年3月から開始されている
モバイルファーストインデックスという概念は、2016年11月にGoogleが発表していましたが、日本でも2018年3月から開始されたとGoogleウェブマスターブログ(日本版)で発表がありました。
このように2018年にモバイルファーストインデックスが開始され、よりスマホサイトの重要性が高まっている状況でした。
[voice icon=”https://fujimotoyousuke.com/wp-content/uploads/2018/04/7232934be4bf7ca7352a26b692ad23ce.jpg” name=”” type=”l”]ちなみに、このブログはモバイルファーストインデックスに準拠した方法で運営しています。WordPressを使ってサイト運営している人は、テーマテンプレートがモバイルフレンドリーなテーマ(レスポンシブ)であれば、ほぼモバイルファーストインデックスに準拠しています。
またAMP化しているサイトはすべてのページがAMP化しているのであれば問題ありません。[/voice]
2018年12月時点で移行率は50%を超えている
先日、2018年12月19日のGoogleWebMasterBlog(英語)で、モバイルファーストインデックスが世界中のWebサイトの半分以上に使用していると発表がありました。
私たちは世界中のWebサイトがモバイルWebを取り入れていることを見てきました。 やるべきことはまだたくさんありますが、今日、世界中の検索結果に表示されているページの半分以上にモバイルファーストインデックスを使用していることをお知らせいたします。
このように2018年3月から開始されたモバイルファーストインデックスは、既に半分以上のWebサイトで使われているとのことです。
[voice icon=”https://fujimotoyousuke.com/wp-content/uploads/2018/04/6a45cb814c86f27c30a9cb5994c3fdb6.jpg” name=”” type=”l”]これはGary Illyes氏が一斉導入はできなく、数年をかけて段階的に移行していくと言っていましたが、もう半分(50%)以上で移行しているんですね。かなり早いペースで移行している感じがしました。[/voice]
運営しているブログがMFIに移行されているか確認する方法
メールで確認できる
運営しているブログをGoogleSearchConsoleに登録していれば、登録しているGメールアドレスに『Mobile-first index enabled for (ドメイン名)』というメールが届きます。
わたしはGoogleSearchConsoleに30以上のサイトを登録していますが、一番早いのは7月に届き、9月にかなり多くのサイトでメールが届いています。
また、まだ届いていないサイトもあります。
2018年12月30日時点だと、わたしが運営する7割ぐらいのサイトがモバイルファーストインデックスされている感じです。
Google Search Consoleで確認できる
GoogleSearchConsoleの管理画面左メニューの『URL検査』をクリックし、上部の枠に対象のURLを貼り付けます。
そうすると、Googleからデータ取得してくれます。
その画面で『カバレッジ』をクリックすると、クローラー情報が確認できます。
この画像のようにユーザーエージェントが『スマートフォン用Googlebot』が多ければ、モバイルファーストインデックスの基準クローラーが巡回できていることがわかります。
逆にクローラーのユーザーエージェントが『パソコン用Googlebot』と表示されている場合は、まだということが確認できます。
[voice icon=”https://fujimotoyousuke.com/wp-content/uploads/2018/04/0824c4d0dd5d357b50fd873a0c369391.jpg” name=”” type=”l”]実は、このサイト『ブログで生きていく』はまだモバイルファーストインデックスはされていないみたいです。メールも届いていないし、最近の投稿のURL検査をしましたが、『パソコン用Googlebot』と表示されました。[/voice]
重要なのはモバイルフレンドリーなのか
いかがでしょうか?
モバイルファーストインデックスへの移行率が50%を超えているということです。
わたしの管理するサイトをチェックしたところ、まだモバイルファーストインデックスされていないサイトもありました。
これがどうしてなのかは、Googleしかわからないことですし、サイトの運営歴やサーバ環境やテーマテンプレートなどで判断されていることもなく、ランダムのような感じがしました。
重要なのは、運営しているサイトがモバイル対応(モバイルフレンドリー)できているのかということですね。
スマートフォンでGoogle検索している人が非常に多いはずですから、アップロードする画像はできるだけ軽くして、スマホでもすぐ表示できるとか、そういったことに気をかけてブログを書いていくことがとても重要だと思います。
引き続き、Googleの動向に注目していきます。
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