読まれる文章の書き方【誰でもできるライティング術】

デザインや文字装飾にこだわりすぎた

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読まれる文章が書けないと悩む人がいますけど、読まれる文章とは、読みやくなる文章を書くことです。

読まれる文章 = 読みたくなる文章

読みたくなる文章を書けば、読まれるんですよ。

ちょっと意識するだけで、読みたくなる文章は書けるようになります。

読まれる文章とは

体温(熱)がある文章

わたしは体温がつたわるような文章と表現していますが、熱がある文章は読みたくなるものです。

体温の伝わる文章例を紹介します。

熱が伝わらない文章
プロ野球の試合を見ました。

わたしもプロ野球選手になりたいと思いました。

だからがんばって練習しようと思いました。

これは普通の文章ですね。

これに体温がのっている文章にするとこうなります。

熱が伝わる文章
ドキドキして球場に行きました。あの試合は絶対に忘れられません。

超一流のプレーに目を奪われました。あの瞬間は絶対に忘れません。

あの瞬間からわたしのプロ野球選手を夢にしました。

夢をかなえるために、誰よりも練習します。

どうですか?

熱が伝わる文章の方が読みたいってなりますよね。

人の心を動かすには、『熱』がとても大事です。

※ただし、あまり熱い文章が続くと、読者は冷めてしまう可能性もありますので、注意してください。

重み(失敗談)がある文章

わたしは重みがある文章と表現していますが、失敗談は読みたくなるものです。

重みのある文章例を紹介します。

重みが無い文章
面接の時に勤務地を聞かれたのですが、希望は東京と伝えました。

長い面接だったので、早く終わって欲しいと思っていました。

これは普通の文章ですね。

これに失敗談があると、文章を読みたくなります。

重みがある文章

面接の時に勤務地を聞かれました。

わたしは極度の緊張で『キムチはどこがいいですか?』と聞かれたと思ってしまい、『やはり韓国産が美味しいと思います。』と答えてしまいました。

面接官は、大笑いにして『勤務地の希望を聞いています。』と補足してくれました。

わたしは恥ずかしすぎて、早く面接が終わって欲しいと願っていました。

どうですか?

失敗談は、言葉に重みが出ますから、自然と読まれる文章になります。

重みが無い文章より、重みがある文章を書けるようにしたいですね。

ユニークなたとえがある

ユニークな例えを使った文章は、読まれやすくなります。

例えば『あてにならない』ということを表現する時に、ユニークな例えを使ってみました。

普通の文章
最近の天気予報はあてにならない。

これは普通ですが、ユニークなたとえを使ってみました。

ユニークなたとえがある文章

最近の天気予報は、『女の友情ぐらい』あてにならない。

どうでしょうか?

『女の友情ぐらい』という言葉が、基本的にはあてにならないことは、女性だけでなく男性も知っていますよね。

このような表現を読んで欲しいポイントに的確に使うことで、読みたくなる文章になります。

ターゲットが明確になっている

ターゲットの設定は『30代の女性』という具合に、最低でも年齢や性別は決めるべきです。

例えば、ワキが臭い人に向けて作られた商品があるとしましょう。

で、『30代のワキのニオイが気になってる女性』をターゲットにして文章を書いた場合は…

ターゲットがぼんやりしている文章
ワキのニオイが気になる女性には、●●●●が非常におすすめです。

ひと塗りするだけで原因菌を殺菌し、ニオイの原因にアプローチしてくれます。

30代の女性が良く購入してるので、本当におすすめです。

『30代の女性』でもターゲット設定はできていますが、ちょっとターゲット設定が弱く、内容がウソクサくなっちゃいます。

もう少しターゲットを明確にすると『名前は由紀。ワキガ歴5年。横浜でアパート在住の31歳、彼氏有り女性。仕事はWeb制作会社でデザイナーとして勤務。通勤は電車。』という風に設定して、この由紀をターゲット設定にして書いた文章は…

ターゲットがかなり明確な文章
仕事中はワキの汗染みが気になるから、グレーのカットソーなんて絶対に着れないです。

仕事終わりに彼から『家に寄ってけよ。』っていわれても絶対に1回シャワー浴びてから行きます。じゃないとドン引きされてフラれちゃうと思う。それぐらいヤバイです。

そんな私ですが、最近仕事終わりにそのまま彼の家に行けるようになったんですよ!●●●●のおかげ!すごく気にってます。

いかがですか?

由紀のエピソードを読んで『あー、マジでわかるー。』と読み進めてしまう気持ちが想像できますよね?

ターゲット設定がよりイメージしやすいと、読みやすい文章になります。

まとめ

いかがでしょうか?

・体温(熱)がある文章
・重み(失敗談)がある文章
・ユニークなたとえがある
・ターゲットが明確になっている

これらのポイントを意識して文章を書いたら、読みやすい文章が作れます。

特に重視した方が良いのは、『体温と体重をのせた文章を書くこと』です。

読みたくなる文章は、特に熱意や失敗経験などが書かれている記事と断言します。

体温と体重が乗っていて、さらにターゲット設定ができてたり、ユニークなたとえで文章がつくられていれば、間違いなくみんな読みたくなります。

また、読みたくなる文章は、『SEOに超強い』ということも補足しておきます。

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