光回線の選び方【家電量販店で選んではいけない理由】

光回線の選び方

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自宅でインターネット回線を契約する際には、光回線サービスがおすすめですが、種類がたくさんありすぎてわかりませんよね。

同じ光回線サービスでも料金が複雑で、どれが良いのか選ぶのがむずかしくなっています。

ただ、家電量販店で選ぶと、思わぬ落とし穴があるので注意してください。

結論的には、光回線を選ぶなら通信速度はあまり変わらないので、一番お得に契約できるところを選んでおけばOKです。

光回線は家電量販店で選んではいけない

インターネット無料相談

光回線は、種類がたくさんあります。

インターネット回線の知識が無い人にとっては、家電量販店のスタッフにいろいろ聞いてみたいと思うでしょう。

でも、家電量販店で相談することはあまりおすすめできません。

家電量販店で選ぶのをすすめない理由

光回線のプロバイダ以外の話をしっかりしてくれたら断りづらくなる

家電量販店で契約する経済的メリットは絶対にない

アンケート入力すると鬼の営業電話のリスクが高くなる

ひとつずつ理由を解説します。

光回線のプロバイダ以外の話をしっかりしてくれたら断りづらくなる

わたしが家電量販店のスタッフだったら、光回線選びで迷っている人に対して、『どうすれば安定的に高速なインターネット環境が整うか』という話をするはずです。

インターネット回線で重要なのは、プロバイダ(光回線)選びだけでなく、ルーターやLANケーブル選びも重要になってきます。

つまりルーターやLANケーブルの重要性を丁寧に説明するとなると、少なくとも10分ほどは説明する必要があるので、そこまで丁寧に説明されたら、情がわいて断りづらくなりますよね。

ですから、この記事でルーターやLANケーブル選びも重要ということさえ知っておけば、家電量販店で長時間にわたって説明されるのを防ぐことができます。

後述しているので、そちらでしっかり基礎知識を頭に入れてください。

家電量販店で契約する経済的メリットは絶対にない

冷静に考えれば当然のことなのですが、

家電量販店で光回線を契約すると、必ず支払総額は高くなります。

これは、家電量販店の広告費や人件費が、上乗せされているからです。

家電量販店で契約しても、インターネット上から契約しても、

インターネット回線のサービスレベル(質)は変わりませんが、料金は高くなるように設定されていますから、注意してください。

アンケート入力すると鬼の営業電話のリスクが高くなる

家電量販店に限らず、街頭などで光回線選びで悩んでいる人を対象にしたアンケートは、回答するのはあまりおすすめできません。

これは、営業電話の餌食にしかなりませんよ。

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先日ご検討いただいていたインターネット回線ですが、まだ検討中でしょうか?

今月からキャッシュバック増額キャンペーンが始まりました!

それと工事費用もいまなら無料で対応できますよ!

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といったお得情報を、鬼のように営業電話されるのは、わたしは避けた方が良いと思うタイプです。

光回線を選ぶ際に知っておきたい最低限の必要知識

結論から言うと、光回線(プロバイダ)は、どれを選んでも大差ありません。

ただし最低限知っておいた方が良い『光回線の選び方』を解説します。

最低限の必要知識

インターネット回線は一つだけ良くしても意味ない

ルーターはIEEE802acに対応していればOK

ケーブルはカテゴリ7であればOK

戸建てタイプとマンションタイプは料金が違う

料金が安いに超したことは無い

オプション契約やキャッシュバックには注意すべき

これさえ知っておけば、家電量販店に行く必要は無いですよ。

ひとつずつ理由を解説します。

インターネット回線は一つだけ良くしても意味ない

そもそもインターネット回線を説明するなら、インターネットとあなたの間にある通過ポイントを平均的に良い状態にするのが重要です。

光回線の選び方

細かく説明すると混乱しやすいので、バックリと簡単に図にしました。

インターネットとあなたの間には、光回線以外に、ルーターやケーブルといったものを通過して、インターネットが利用できるようになっています。

ここで重要なのは、ルーターのスペックが極端に低いと、それにつられてインターネット環境は悪くなります。

光回線選びで、どんなに高速な通信環境だったとしても、ルーターやケーブルに問題があったら、高速で安定したインターネット環境にはなりません。

つまり、どれがひとつだけ良いものにしても、あまり意味が無いということは、こういうことです。

インターネット環境を改善するなら、ボトルネックになっているポイントを見直すことで、激的に改善することが多いのはこのためです。

全体的なバランスをみて、通信環境を整えることが重要なので、覚えておいてください。

ルーターはIEEE802acに対応していればOK

ルーターとは、インターネットを快適に利用するために、調整してくれる機器のことです。

ルーターを通じて、有線接続や無線接続などで、それぞれのパソコンやスマホに接続できるのですが、

このルーターがIEEE802ac(読み方:あいとりぷるいー802えーしー)という規格に対応している方が、インターネット回線は高速になります。

たとえばこちらのルーターは、IEEE802acに対応していません。

こちらのルーターは、IEEE802acに対応しています。

これを比較すればわかる通り、IEEE802acに対応しているルーターは少し高いです。

でも光回線を利用するなら、IEEE802acに対応しているルーターを選ぶと、通信環境が改善するはずですよ。

逆に、古いルーターを使っている状態なら、どんな光回線を選んでもあまり意味が無いというのはこういうことです。

2020年11月追記
現在の最新規格は、IEEE802axです。2020年1月からこの規格が日本国内でも使われるようになり、2020年春から各社が販売しています。ただこの規格のルーターは、ちょっと高額です…。

IEEE802axはWiFi6ともいわれるのでチェックしてみてください。

ケーブルはカテゴリ7であればOK

ルーターだけでなく、ケーブルも実はインターネット環境に大きく影響します。

ケーブルカテゴリ

引用:エレコム

このようにLANケーブルにも種類があるのですが、光回線を使うなら『カテゴリ7』以上を使いましょう。

このLANケーブルは『カテゴリ5e』です。

Amazonで探したところ『カテゴリ5』のLANケーブルは、もう販売していないレベルです。

そして『カテゴリ7』を探したところ、ありました。

これを比較すればわかる通り、カテゴリに関係なく、LANケーブルはほとんど値段が変わりません。

どうせだったら、光回線を契約する際に、カテゴリ7以上のケーブルを選ぶようにしましょう。

戸建てタイプとマンションタイプは料金が違う

光回線を契約する時にややこしいのが、料金プランが複数存在するということです。

具体的に言うと、戸建てタイプとマンションタイプという2種類が存在します。

戸建てタイプ マンションタイプ
NURO光 4743円 2500円
ドコモ光 5200円 4000円
auひかり 5200円 3800円
ソフトバンク光 5200円 3800円
Sonet光プラス 5580円 4480円

こう見るとわかると思うのですが、ほとんどの光回線サービスで、戸建てタイプより、マンションタイプの方が1000円ほど安くなっています。

これは、戸建てタイプだと、回線をほぼ独占して利用できるのですが、

マンションタイプだとマンション住民と回線を分け合って利用するためです。

基本的には、戸建てタイプの方が通信環境は良いですが、その分料金も少しだけ高いということは知っておきましょう。

料金が安いに超したことは無い

誤解を招いてしまうかもしれませんが、光回線はどのサービスを使ってもあまり変わりません。

NURO光だけ、最速理論値が2Gbpsですが、それ以外の光回線サービスは1Gbpsです。

これはあくまでも理論値ですから、実測値は100Mbps~500Mbpsといった感じです。

先ほど説明した『通信環境を整えることが重要』というように、

どの光回線を使っても、大幅に通信環境が良い悪いということはありません。

であれば、料金は安いに超したことはありません。

自分の住環境が戸建てであれば、戸建てタイプを選ぶことになります。

その中で、いろいろな光回線を比較して、料金が安いものを選ぶのが賢いです。

月額料金だけでなく、キャッシュバックなどをうまく使えば、支払総額を抑えることもできます。

いろいろな角度で比較してみてください。

オプション契約やキャッシュバックには注意すべき

オプション契約

オプション契約の例(ぷらら光)

料金が安いといっても、オプション契約やキャッシュバックには注意してください。

光でんわや、光テレビといったオプション契約をすることで、お得に契約できるように見えますが、実際に光回線には関係ないです。

またキャッシュバックも、申込から数か月後というのは珍しくなく、申請漏れによるもらい忘れも多発しているようです。

個人的には、オプション契約やキャッシュバックではなく、シンプルに料金が安くてわかりやすいものがおすすめです。

光回線選びに迷っている人は

こちらの動画を観れば、光回線の選び方がよりわかると思います。

重要なのは、どの光回線サービスなのかということよりも、インターネット回線のバランスです。

そして、この記事の冒頭でも解説しましたが、最低限の必要な知識を身につけることです。

家電量販店で相談すると、そのまま情がわいて断りづらくなって、申し込んでしまうかもしれません。

こちらの動画では、それを詳しく解説しているので、光回線選びに迷っている人は、ぜひご覧ください。

YouTubeを観るだけなら光回線は必要ない

youtuber-required-equipment-editing-software

ここで、残念なお知らせです。

ぶっちゃけていうと、自宅でYouTubeをたくさん観たいというような人なら、モバイル回線だけで充分です。

光回線を契約しなくてOKです。

ただオンラインゲームを本格的にやったり、ビジネス目的でビデオ通話をするなら、光回線を契約するのが良いと思います。

ちなみに、わたしは、モバイル回線と固定回線(光回線)は両方とも契約しています。

モバイル回線よりも光回線の方が、通信速度(ダウンロード値)や通信品質(ping値)は絶対に良いです。

ただ、モバイル回線と光回線を両方とも契約する人は、最近少なくなってきています。

インターネットの回線費用をコスト削減したいなら、自宅の固定回線を解約して、モバイル回線だけにするのはアリです。

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どうしても光回線でないとダメという人でなければ、データ容量が無制限で、速度制限が無いモバイルWiFiサービスを利用しましょう。

インターネットで仕事をするなら光回線を契約しよう

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一般的な使い方であれば、モバイル回線だけでもOKと言いました。

これは事実です。

ただインターネットで仕事をする人。具体的にはSkypeなどで打ち合わせをする機会が多かったり、YouTuberといった動画配信者なら、わたしは光回線を契約するメリットは大きいと思います。

インターネットで仕事をするなら光回線を契約することをおすすめします。

おすすめの光回線

NURO光

ネットでおすすめ光回線と検索すれば、間違いなく上位でおすすめされているのが『NURO光』なので、個人的に第一候補になる光回線だと思っています。

ただマンションだと、いろいろ制限があって実際に申し込んでも、開通できなかった!という人が非常に多い光回線サービスで、NURO光は、NTTの工事とは別の工事が必要で、合計2回の工事が必要です。

だから使えるようになるまで時間がすごくかかるし、マンションだと管理組合の関係や、マンションの構造上の問題で、開通できないことも多いです。

またNURO光は、基本的に大都市(北海道、関東、東海、関西の一部エリア)のみです。

対応しているエリアは順次拡大していますが、地方にお住まいの方がNURO光を使えるようになるのは、まだまだ時間がかかりそうです。

NURO光の対応エリアに住んでいる方で、しかも戸建てタイプなら、ふじもん個人的にNURO光をおすすめしたいところです。

またマンションの月額料金はかなり安いので、お住まいのマンションで、もし他の住人の方が既にNURO光が契約しているなら、かなりチャンスかと思います。

戸建て月額4743円、マンション月額2500円、2年契約でキャッシュバックは最大で45000円です。

通信速度や利用者満足度、料金的にもイチオシレベルの光回線です。

理論値最速2Gbps

NURO光

おてがる光

おてがる光は、NTTフレッツ回線を利用した光コラボ回線で契約期間の縛りがないのが特徴です。

そしてなによりもわたしが、実際に契約して利用しています。

実際に詳しく『契約の縛りがない注目の光回線のおてがる光のメリットとデメリット』で解説しているので参考にしてください。

あえておてがる光のデメリットをあげたら高額なキャッシュバックが無いくらいで、やっぱり通信速度が安定的で、料金も最安級で、契約の縛りがないというのはかなり評価が高いです。

いざ嫌になったら、他の光回線に(フレッツ回線を利用した光コラボなら)移ることができるので、安心して申込できると思いますよ。

ちなみに、おてがる光に申し込むなら、おてがる光ふじもんコラボが最安値になるので、コラボページで比較してみてください。

契約期間の縛りなし

おてがる光(公式)

特別コラボ

おてがる光(最安値)

賢い光回線の選び方

まとめると、わたしだったら、まずは『NURO光』がひけるのか、第一候補にします。

対応エリア外だったり、お住まいのマンションがNURO工事できないとわかったら、基本的には契約期間の縛りがなくて料金も安い『おてがる光』を第二候補にします。

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家電量販店で光回線を契約するのではなく、ネット申し込みが絶対におすすめです!

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ご自身の住環境にあったサービスを決定するのが賢く選んでください!

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