テックキャンプ説明会でテックエキスパートとの違いを聞いてきた

記事内に広告を含む場合があります

人気のプログラミングスクールの『テックキャンプ』の説明会に参加しました。

テックキャンプ』は株式会社divが運営するスクールですが、『テックエキスパート』との違いにも切り込んで聞いてきました。

プログラミングスクール選びで情報を集めている人の参考になるように、現役エンジニアであるわたしがグサグサ切り込んでまとめています。

テックキャンプとは

受講できるコースが選べる

コース 想定時間 内容
Webサービス開発 60~180時間 HTML
CSS
Ruby
JavaScript
Webサービスの全体
テクノロジーセミナー ロジカルシンキング
コミュニケーション
ビジネス
オリジナルサービス開発 100時間 Webサービスの全体
コード管理
ビジネス
人工知能(基礎) 60~80時間 Python
データ解析
機械学習
人工知能(応用) 40時間 API
画像認識
デザイン 60時間 Photoshop
Illustrator
ロゴ作成

テックキャンプは、ぞれぞれの目的によって、受講できるコースが選べます。

プログラミングを基礎から学びたい人は、『Webサービス開発』コースを受講するのがおすすめということでした。

社会人であれば、土日にやることを想定すれば、3ヶ月でひと通りできる計算です。

1日8時間✕週2日(土日)✕12週間(3ヶ月)=192時間

プログラミング経験者だと、人工知能講座を受講する人が多いようです。

また社会人では、テクノロジーセミナーがとても人気なようです。

自分の目的によってコースをアレンジできるし、自分がどのコースをどれぐらいの期間受講すれば良いかは、カウンセラーがアドバイスしてくれるので、大体の目安や目標は立てやすいです。

入会金+月額料金という料金

2019年4月時点のテックキャンプの料金は、入会金が148,000円で、月額料金が14,800円です。

2018年12月までは入会金が128,000円で、月額料金が12,800円だったので、ちょっと値上げしていますね。

仮に3ヶ月通うことを想定した場合は、177,600円です。

入会金148,000円+月額料金14,800円✕2=177,600円

入会金に初月料金は含まれているので、3ヶ月通うことを想定すると、2ヶ月分の月額料金ということでした。

3ヶ月で考えれば、1ヶ月あたり6万円ぐらいという感じです。

プログラミングスクールの中では、比較的安い料金ですね。

全国に6教室ある

techcamp-classroom

テックキャンプは、以前は渋谷、東京駅前、池袋、早稲田、梅田、神戸、天神、横浜、四条と全国に9教室ありました。

2019年4月時点では、渋谷、新宿、東京駅前、池袋、梅田、名古屋と全国に6教室となっているようです。

基本的には、オンラインでも受講できるので、教室が閉鎖になってもトラブルになることは無いです。

この4年で10000人以上が勉強した

テックキャンプには、毎月300名以上の生徒が入学しているとのことでした。

90%がプログラミング未経験者ということで、逆をいうと10%ぐらいはプログラミング経験者もいるということでした。

詳しく聞いてみると、比較的あたらしいプログラミング言語『Python』などに興味を持っている人や、大企業でマネージャーとして活躍しているけどコーディングからしばらく離れている人などが、受講するケースがあるそうです。

テックキャンプは、この4年で10000人以上が卒業したスクールで、プログラミングスクールの中でも最大手という位置づけとのことでした。

これだけ多くの人がプログラミングを習得したという実績があるのは、安心できますね。

テックエキスパートとの違い

テックエキスパート テックキャンプ
学習言語 Ruby 選べる
教室
オンライン
就職支援
学習期間 6ヶ月 選べる
料金 598,000円 期間により変動
無料カウンセリング
ライフコーチ

テックキャンプは受講コースが選べる

テックエキスパートで学べるプログラミング言語は、Rubyです。

テックエキスパートは、人工知能以外のコースを未経験者でもできるように教えてくれる感じ。

テックキャンプは、それぞれのコースを簡単に教えてくれます。

カリキュラムは違い、テックキャンプの方がより広範囲をカバーするのに対して、テックエキスパートは要点を絞って実用的なことをやっていく感じ。

プログラミングの一般知識を学びたい人におすすめ

テックキャンプは、一般教養としてプログラミング等のテクノロジースキルを身につけたい方向けたコースです。

それに対して、テックエキスパートは、人生を変える為に本気でエンジニア転職をしたい方向けたコースです。

つまりエンジニアになりたい人はテックエキスパートがおすすめで、エンジニアを束ねるようなプロジェクトマネージャーや、プログラミングの一般知識を学ぶなら、テックキャンプがおすすめという感じです。

テックキャンプの受講料金はテックエキスパートの半額以下

テックエキスパートの受講料金は、教室タイプだと60万円します。

これに対してテックキャンプの受講料金は、先ほど説明したように、入会金148,000円と月額料金14,800円で、実際に3ヶ月通ったことを想定すると、177,600円になります。

つまりテックキャンプの受講料金は、テックエキスパートの半額以下で、プログラミングの基礎知識を学ぶことができます。

また、テックキャンプを受けてから、テックエキスパートを受けるという人は非常に少ないとのことです。

そもそもテックエキスパートは未経験の人でも大丈夫なようにカリキュラムが組まれているので、とりあえず『テックキャンプ→テックエキスパート』というのはおすすめできません。

またテックキャンプとテックエキスパートのカリキュラムは違うので、テックキャンプを受けている人が途中でテックキャンプに移動するからといって、テックエキスパートの料金が安くなるということもありません。

料金はとても気になるところですが、そもそも目的が違うので、料金で判断するのは避けた方が良いと思いました。

テックキャンプにはライフコーチはいない

lifecoach

テックエキスパートには、カリキュラムを担当する先生(メンター)とそれ以外に『ライフコーチ』がいます。

ライフコーチとは、人に寄り添う専門的なトレーニングを受けているスタッフで、トレーニングジムにいるパーソナルトレーナーのようなスタッフです。

テックエキスパートでは、プログラミング学習で挫折しないように『本人がやり切れる環境づくり』に力を入れているということで、テックエキスパートの最大の特徴といっても良いポイントです。

ただテックキャンプには、このライフコーチはいません。

料金の違いからも、このライフコーチがいる、いない、というのは大きな違いです。

テックキャンプは、カリキュラムを担当する先生(メンター)と面談を通して、いろいろアドバイスしてくれるので、テックキャンプがダメというわけではないですが…。

途中で挫折しそうな心配がある人は、ライフコーチがいるテックエキスパートの方が良いと思いました。

まとめ

techcamp-good

テックキャンプは、目的にあわせて受講コースや学習期間をカスタマイズできる感じです。

それに対してテックエキスパートは、未経験者でもエンジニアになれるための徹底的に鍛える感じでした。

料金も全然違いましたが、一番違うのは目的だと思いました。

社会人がプログラミングの一般的な知識を理解して、ビジネスに活かしたいというのであれば、テックキャンプがおすすめです。

逆に、プログラミングがまったくわからないような人が、本当にエンジニアになりたいなら、テックエキスパートがおすすめと思いました。

テックキャンプの説明会は、無料で参加できるので、興味がある人はぜひ申し込んでみてください。

» テックキャンプの説明会はこちら

また、テックエキスパートのカウンセリングは別で取材しました。

テックエキスパートが気になる人は、こちらもチェックして情報を集めてみてください。

[kanren2 postid=”10846″]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です