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『プログラミングは文系の人にはむずかしい』って思っている人が多いです。
でも、プログラミングは文系の人でもできますよ。
だって、私自身が文系出身なのですが、30代になってからプログラミングを習得しましたから。
むしろ文系の人こそ、プログラミングを学ぶべきだと思います。
文系にはむずかしいというのはウソ
結果から言いますけど、文系も理系も関係ありません。
いざプログラミングを勉強してみて挫折してしまった人が、『やっぱオレは文系だから。ムリだわ。』という風に言っているだけですよ。
文系の人だって、わたしのようにプログラミングができる人はたくさんいます。
むしろWeb制作会社には、文系出身のエンジニアはとても多いと思いますよ。
なぜ『プログラミングは文系の人にはむずかしい』というウソが、こんなにもウワサになってしまうかといえば、逃げ道をつくっておきたいだけだと思うんですよね。
たしかにプログラミングを習得するのは、そんなに簡単じゃないし、挫折する人が一定数いるのも事実です。
でもそれは、『文系だから』という理由ではありません。
断言します。
プログラミングは数学より英語に近い
もう少し深堀すると、プログラミングは数学が得意な人より、英語が得意な人の方が、習得しやすいと思います。
だって、どのプログラミング言語も、コンピューターがわかる単語と文法を使ってルール通り書かれているだけです。
つまり、それぞれのプログラミング言語のルールを理解できたら、あとはどうやって実行をするか考えて、読み書きするだけなんです。
だから、プログラミングは、英語を翻訳するようなイメージの方が近いと思うんですよね。
それと、プログラミングをしていれば、英単語っぽいものが何回か出てきます。
『mobile』(モバイル)とか、『get』(入手する)とか、『template』(テンプレート)とか、英単語っぽいものがたくさん出てきます。
英語が得意な人は、サクサク習得できると思います。
文系に人気の資格試験と比べてもむずかしくはない
プログラミングを勉強したい人って、趣味で勉強するというより、手に職を身につけたい人が圧倒的に多いと思うんですよね。
例えば経営コンサルタントを目指して取得するのが『中小企業診断士』という資格があるのですが、これは文系の人に人気の資格です。
一次試験は、経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策の科目別に筆記テストがある。
二次試験は、組織・人事の事例、マーケティング・流通の事例、生産・技術の事例、財務・会計の事例の筆記テストと面接がある。
一次試験および二次試験とも6割以上で合格で、合格率は毎年20%前後という資格試験
経験上、中小企業診断士の試験は、かなりむずかしいです。
財務会計は簿記の勉強をしなきゃいけないし、経営法務は法律だって勉強しなきゃいけないし、経営情報システムはプログラミングに近いことを勉強しなきゃいけないですからね。
中小企業診断士を取得すれば、年収1000万円を目指せるという時代があったのですが、いまはそんな風に言われていないと思います。
むしろ、プログラミングを習得していた方が、高収入になると思うんですよね。
わたしは10年以上前に中小企業診断士の勉強をしましたが、ぶっちゃけていうと、中小企業診断士のような資格試験と比較すると、プログラミングの方が楽でした。
中小企業診断士もプログラミングも、どちらも簡単じゃないけど、これからの時代どちらを勉強すべきかと言われれれば、圧倒的にプログラミングです。
断言します。
文系だろうが理系だろうが学習意欲が高い人が強い
誤解されないように補足すると、文系の人が有利ということもなく、逆に理系の人が有利ということも無いと思います。
プログラミングは、文系の人だろうが、理系の人だろうが、正直関係ないんですよね。
プログラミングは、学習意欲が強い人なら、誰でも習得できます。
学習意欲ってつまり、モチベーションのことですね。
モチベーションが高い人は文系や理系は関係なく習得できるし、モチベーションが低い人は文系や理系は関係なく習得は難しいと思います。
重要なのは、学習意欲ですね。
断言します。
日本語ができるならプログラミングはできるはず
わたしには、インドネシア人の友人がいます。
彼らはエンジニアで、英語はもちろん話せます。
ただ、日本語は少しだけ話せて、読み書きはほとんどできません。
そんな彼らに言わせたら、『プログラミングより日本語の方が100倍以上むずかしいよ!』と言います。
日本語には、ひらがな、カタカナ、漢字があって、全然わからない。
インドネシア語には過去形とかない。
日本語の尊敬語なんて、わからないよ。
日本語にくらべたら、オレたちは、プログラミングなんて余裕。
その通りかもしれません。
日本語の方がむずかしいのは、事実だと思います。
日本語ができる日本人ならプログラミングできて当然だと思いますね。
本当に。
[kanren2 postid=”10660″]むしろ文系出身者の方がプログラミングを学ぶべき
30代の社会人だと、文系出身の人は企画職や営業職で働いている人が多いと思います。
むかしはそのまま定年まで、同じ仕事をしていれば良かったかもしれませんが、いまの時代はITが全く関係ない仕事ってほとんど無いと思います。
だけど、企画職や営業職を極めた経験というのは、これからの時代もムダにはなりません。
むしろ、営業や企画を知っている人が、プログラミングを学んだら結構最強だと思います。
だって、プログラミングを学ぶのが目的ではなく、学んだあとに使いこなすことが目的なんですから。
企画や営業を知っている人は、要件定義をするのが上手です。
エンジニアにとって、要件定義を理解しながら、開発に参加するってかなり重要です。
それができなければ、一生使われっぱなしのエンジニアです。
収入が低いエンジニアってそういう人です。
まとめ
プログラミングは文系でもまったく問題なく習得できます。
新人研修でプログラミングができない文系出身の同期がいましたが、1年後には業務でプログラミングをそつなくこなしていました。誰にでも習得できます。
— かじー@元SE (@ahit01) 2019年3月15日
むしろ文系の人の方こそ、プログラミングを習得するメリットが大きいと思いますよ。
私自身が、文系出身で、30代になってからプログラミングを習得しました。
多くのエンジニアと一緒に仕事をしていますが、文系出身のエンジニアって珍しくないですし、優秀なエンジニアって理系文系は関係無いと思います。
もし、『プログラミングは理系の方が有利』というように、わたしを論破できる人がいるなら、一度話をしてみたいです。
そのぐらい自信をもって、文系でも全く問題なくプログラミングは習得できる、と思っています。
プログラミングの習得に重要なのは、集中して、徹底的に手を動かすことだと思います。
また学習意欲を高く保つためには、プログラミングスクールを使うのは良いと思いますよ。
- 挫折しないスクール:TECH::EXPERT
- 就職保証型スクール:DMM WEBCAMP
- オンラインで学べる:TechAcademy
迷っていても、何も変わりません。
文系だからプログラミングはむずかしいなんて思っていないで、すぐ行動しましょう。
行動する人だけが、エンジニアになれますし、きっと後悔をしない生き方ができますよ。
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