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WordPressとは、PHPというプログラミング言語と、MySQLというデータベースで構築されたシステムです。
このPHPにはバージョンがありますが、あなたのPHPのバージョンはどれかわかりますか?
もしPHPのバージョンが7.0でなかったら、7.0にすることをおすすめします。
実は、このサイトも2016年1月時点で、既にPHPのバージョンを7.0にしています。
エックスサーバーなら、管理画面から簡単に、最新のPHPのバージョンに切り替えることができます。
今回はエックスサーバーの管理画面で、最新のPHPのバージョンに切り替える方法を紹介します。
PHPのバージョン
WordPressのバージョンはできるだけ最新のものにしておいたほうが良いですが、このWordPressのバージョンとは別で、PHPにもバージョンがあります。
PHP7.0 | 公式にサポートされているバージョンで、PHP5系やPHP4系と比較してパフォーマンスが大幅に強化されているバージョンです。 2016年1月では、エックスサーバーでも利用でき、このサイトは既にPHP7.0系にバージョンアップしています。 |
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PHP5.6 | 現在公式にサポートされているバージョンです。 エックスサーバーで推奨されているバージョンです。 |
PHP5.5 | 旧バージョンです。バージョンアップの予定はなく、セキュリティーサポートも2016年7月に終了しています。PHP5.6 へのバージョン変更を推奨しています。 |
PHP5.4 | 旧バージョンです。バージョンアップの予定はありません。エックスサーバーでも、非推奨のバージョンです。 PHP5.6 へのバージョン変更を推奨しています。 |
PHP5.3 | 旧バージョンで影響の大きい脆弱性の問題があります。PHP5.6 へのバージョン変更を推奨しています。 |
PHP5.2 | 旧バージョンです。バージョンアップの予定はなく、PHP5.6 へのバージョン変更を推奨しています。 |
PHP5.1 | 旧バージョンで影響の大きい脆弱性の問題があります。PHP5.2.4以前のバージョンは、最新のWordPress(4.7)では利用できません。 |
PHP4系 | 旧バージョンです。PHP5.2.4以前のバージョンは、最新のWordPress(4.7)では利用できません。 |
2016年1月時点では、ほとんどの人がPHP5.6(5.6.22)を使っていると思いますが、実は最も新しいバージョンはPHP7.0で、わたしは既にPHPのバージョンを7.0にしています。
あなたが利用しているプログラムに影響がなければ、PHP7.0にすることをおすすめします。
エックスサーバーでPHPのバージョンを切り替える方法
エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。
「PHP.ver切替」というボタンをクリックします。
あなたが管理しているサイトの一覧が表示されるので、PHPのバージョンを変更したいサイトを選択します。
上図の選択するをクリックすると、PHPのバージョンが確認できます。
現在のバージョンを確認し、問題ないことを確認してから、バージョンを切り替えるをクリックします。
これでPHPのバージョンが切り替わります。
エックスサーバーでPHPのバージョンを切り替える参考情報
いかがでしょうか?PHPのバージョンを切り替えると、様々な改善が施されているので、PHPの処理速度も上がるでしょう。ぜひエックスサーバーの管理画面から、簡単にできるので、やっておくことをおすすめします。
それ以外にも、エックスサーバーの管理画面ではやれることがたくさんあります。
その中でも、SSL対応と、サイトの表示高速化は、ぜひやっておきましょう。
参考:エックスサーバーで独自SSL対応をする方法(Let’s Encryptの設定)
参考:エックスサーバーでサイトの高速化をする方法(mod_pagespeedの設定)
また、データベースも、できるだけ最新のバージョンで運用することをおすすめします。