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2017年1月に、バックアップがしっかりとれていないにもかかわらず、サーバーのデータを全削除してしまい、顔面蒼白になってしまいました。
でも、エックスサーバーが提供しているバックアップサービスを使って、データの復元に成功しました。
今回は、エックスサーバーのバックアップを使って、MySQLを復元させる手順を紹介します。
エックスサーバーのバックアップサービス
- 有料サービス(MySQLのバックアップは5400円)なので、お金を支払う
- データを、エックスサーバーの「backup」というディレクトリに48時間以内に抽出してくれる
- 自分でphpMyAdminを使ってインポートする
この3つの作業が必要です。
バックアップできるのは、申込日より14日前までのデータなら復元(抽出)可能とのことです。
データはお金に変えることができません。
バックアップできていると思ったのに、そのデータが壊れていたり、そもそもデータのバックアップをしていなかったら、このサービスを使って、データを復元させましょう。
バックアップデータの申込
エックスサーバーのインフォパネルにログインします。
管理画面の左メニューの各種お申し込みに「バックアップデータお申し込み」があるので、クリックします。
そうすると、バックアップデータの申込画面になります。
今回は、MySQLのデータのバックアップを申し込むので、MySQLデータベースのお申し込みをクリックします。
そうすると、画面が切り替わります。
赤枠部分を選択し、お申し込み内容の確認・料金のお支払いをクリックします。
料金の支払いは、クレジットカード、コンビニ、銀行振り込み、で支払うことができます。急ぎの場合は、クレジット決済が良さそうです。
わたしはクレジット決済をしました。
支払いが終わると、メールが届きます。
このメールが届いたのは、支払い完了後10分ほどで届きました。
わたしのMySQLのデータが壊れているのが発覚してから、もう15分経っています。
このころは、まだ顔面蒼白状態です。
バックアップのSQLデータ確認
バックアップデータの申込をし、支払いを済ませると、自分のサーバーに「backup」というディレクトリが作られます。
これはエックスサーバーのバックアップの申し込みから約2時間ぐらいでできていました。まだ、中に抽出データはありません。
サイトが壊れてから既に2時間が経っています。もう顔面蒼白から憔悴モードです。
エックスサーバーのサポートに問い合わせたところ、データの抽出は48時間以内に完了し、終わり次第メールで連絡をいただけるとのことでした。
とにかく、早く抽出データをもらえるように、メールを待ちます。
データ抽出が完了したメールが届く
ようやくデータ抽出完了のメールが届きました。
サイトが壊れてから、約7時間たっています。
このメールが届いてから、すぐにサーバーにFTP接続しました。
backup.○○○○○○○○○○○○○○.sql.gzという圧縮ファイルが、サーバーの「backup」の下の「mysql55」の中にありました。
このファイルをデスクトップに保存し、phpMyAdminを使って、MySQLをリストア(復元)させます。
MySQLデータを復元させる
エックスサーバーのサポートが抽出してくれた圧縮ファイルを確認できたら、phpMyAdminを使って、MySQLにインポートさせてリストア(復元)させます。
[kanren2 postid=”5035″]phpMyAdminにログインして、該当のデータベースが空になっていることを確認してから、圧縮ファイルのデータをそのままインポートさせます。
サイトの表示を確認する
該当のサイトをブラウザで表示させます。わたしは、なんとかサイトの復旧に成功しました。
約7時間もの間サイトが壊れてしまい、顔面蒼白&憔悴しきっていましたが、良かったです。
MySQLデータを復元させる補足情報
わたしが、エックスサーバーのサポートに、有料のサービスをお願いした原因は、データのエクスポートをしたつもりで、MySQLを削除してしまったからです。
複数のサイトを運営していたら、混乱するかもしれませんが、データベースを壊してしまうと、これまで蓄積した財産を失うことになりかねません。
できればデータベースのバックアップは随時やっておくことをおすすめします。
この記事をみていただいているみなさんは、わたしのような凡ミスがないように、データベースの取り扱いには、注意してくださいね。