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WiMAXの通信速度が遅いと感じたら、通信制限がかかっていなかったり、WiMAX基地局のアンテナが混雑していない場合は、きっとWiMAX端末の能力がセーブされている可能性があります。
外部要因ではしょうがないですが、自分でできることはやっておいた方が良いですね。
今回はWiMAX端末の能力を最大限にする方法をまとめました。
いますぐチェックしてみてください。
WiMAXの通信速度が遅い時の対策
WiFi設定を2.4GHzから5GHzに変更する
最新のWiMAX端末では、WiFiの設定で、2.4GHzと5GHzを使い分けることができます。
2.4GHzは障害物には強いのですが、通信速度は5GHzの方が速いです。
WiFiの設定を『5GHz』に切り替えると、より高速な通信ができます。
電波状況の良い場所にWiMAX端末を置く
WiMAXのアンテナ基地局からWiMAX端末に電波を受信する際に、鉄筋コンクリートに囲まれたビルや、地下街などだと、うまく電波を受信できません。
特にWiMAXの電波は、地下が弱い傾向があります。
WiMAXの通信が遅いと感じた時には、できるだけアンテナから電波を拾いやすいところにWiMAX端末を置きましょう。
具体的には、部屋の中では『窓際にWiMAX端末を置く』とかなり改善します。
また地下にいる場合は、地上に出ると電波を受信することが多いです。
ハイパフォーマンスモードに切り替える
WiMAX端末の能力を最大限に引き出すためには、ハイパフォーマンスモードに切り替えることをおすすめします。
ハイパフォーマンスモードは、バッテリーの消費が激しくなりますが、最大通信速度がアップします。
モード | ハイパフォーマンスモード | ノーマルモード | エコモード |
---|---|---|---|
最大通信速度 | 440Mbps | 220Mbps | 110Mbps |
バッテリー | 8時間10分 | 11時間30分 | 13時間50分 |
この数値はWX04のモード別最大通信速度とバッテリー目安時間です。
このように、モードを『ハイパフォーマンスモード』に切り替えると能力を最大限にできます。
WiMAX端末をクレードルに置く
NEC製のWiMAX端末のクレードル(WX04とWX03)にはクレードルにWウィングアンテナがついています。
Wウィングアンテナとは、クレードルの横についているアンテナのことです。
WiMAX端末単体よりもクレードルに設置した方が、電波感度が向上し、結果として20%程度の処理能力の向上が期待できます。
WiMAX端末をクレードルに置くことで、電波感度が20%程度向上するので、WiMAXの通信が遅いと感じた時には、クレードルに置くのがおすすめです。
またクレードルに置くと、充電されるだけでなく、モードがノーマルモードからハイパフォーマンスモードに切り替わります。
WiMAX端末の能力を最大限にしよう
外部要因はしょうがない
そもそも重たいファイルをアップロードしたり、複数台のスマートフォンを同時接続で利用した場合は、3日間で10GBの使用制限がかかってしまうことがありますが、それは翌日には制限が解除されます。
また夕方から夜にかけて、WiMAXの基地局にアクセスが集中することで速度が落ちたりすることが考えられます。
外部要因はどうしようもすることができませんが、自分ができることはやっておいた方が良いですね。
対策してWiMAX端末の能力を最大限にしよう
速度制限がかかっていないのに、もっと接続スピードが速くならないかいろいろ調べたところ、今回紹介した4つの対策が有効ということがわかりました。
特に『WiFi設定を5GHzに切り替える』のと『ハイパフォーマンスモードに切り替える』をしないと、WiMAXの端末の能力を最大限活かすことはできません。
WiMAXの通信速度が遅いと感じたら、ぜひ参考にしてみてください。