WiMAXの速度制限が解除されないと思ったときは、しっかりチェックしましょう。
今回は、速度制限が解除されないときにチェックすることをまとめました。
速度制限が解除されないときにチェックすること
データ通信量をチェックする

速度制限がかかっている場合は、まずデータ通信量を確認しましょう。
データ通信量は、プロバイダのマイページでも確認できますし、WiWAXの端末でも表示されます。
WiMAXを通常プランで契約している人は、月間のデータ通信量が7GBを超過すると、128Kbpsに速度制限されます。
WiMAXをギガ放題プランで契約している人は、直近3日間のデータ通信量が10GBを超過すると、1Mbpsに速度制限されます。

WiMAXの契約プランをチェックする
通常プランは、月間で7GBまでしか使用できません。

ギガ放題とは、実質速度制限のない、使いたい放題のプランです。
プラン | 通信制限 | 制限時の 通信速度 |
---|---|---|
通常プラン | 1ヶ月間7GB | 128Kbps |
ギガ放題プラン | 3日間10GB | 1Mbps |
通常プランで速度制限になってしまった場合は、最大の通信速度が128Kbpsに制限されます。
これはかなり遅く、動画はほぼ観れないレベルです。
また速度制限は、翌日から月末まで続きます。

もし月の真ん中で月間7GBの通信制限を超過してしまったら、月末まで128Kbpsで我慢するしかありません。
こちらでもまとめていますが、通常プランの変更は次の月の月初からできるので、月の途中で制限がかかってしまった場合は、我慢するしかないです。
LTEオプションを使っていないかチェックする

『制限が解除されないな。』と思っているほとんどの人は、LTEオプションのハイスピードプラスエリアモードに接続しっぱなしの人かもしれません。
いますぐ、ハイスピードプラスエリアモードを使っていないかチェックしましょう。
通信モード | 通信方法 | 最大速度 | 特徴 |
---|---|---|---|
ノーリミット モード | WiMAX | 13.3Mbps | 速度制限はない 2018年を目処に利用できなくなる このモードを使用できる機種は現在製造終了している |
ハイスピード モード | WiMAX2+ | 440Mbps | 高速通信ができる 3日間で10GBを超えると速度制限(1Mbps)がある |
ハイスピード プラス エリアモード | au 4G LTE | 370Mbps | 携帯電話の回線を使って通信できる 月間7GBを超えると速度制限(128Kbps)がある |
この『ハイスピードプラスエリアモード』は『W05』『WX04』『W04』のなどWiMAXの最新端末でしか使えません。

LTEオプション(ハイスピードプラスエリアモード)を使う場合は、切り替えをこまめにしないとダメですね。
LTEオプションは、地下鉄や地下街などでもつながり、広範囲で使用できる回線ですが、月間で7GBまでしか使えません。
WiMAXのLTEオプションは、『ギガ放題を契約していても』、au 4G LTEの月間のデータ通信量が7GBを超過すると、128Kbpsに速度制限されます。

地下鉄などで使用する場合は、注意した方が良いです。
ギガ放題でLTEオプションに注意していれば問題ない
WiMAXの契約がギガ放題で、LTEオプションの切り替えさえ注意していれば、問題になりません。

速度制限が不安な人はぜひ参考にしてください。
WiMAXは、ギガ放題で契約して、LTEオプション(ハイスピードプラスエリアモード)の切り替えさえ注意していれば、ストレスなく快適なネット環境が手に入ります。

それでも遅い場合は端末の能力を最大限にして

これらをチェックしても速度が遅いと思ったら、それは速度制限ではない可能性が高いです。
WiMAXの能力がセーブされている可能性があります。

2.4GHzは障害物には強いのですが、通信速度は5GHzの方が速いです。
WiFiの設定を『5GHz』に切り替えると、より高速な通信ができます。
ぜひチェックしてみてください。