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WiMAX2+は2017年2月に、速度制限が緩和されました。
この緩和された内容は2018年5月現在も続いています。
今回は、緩和された経緯や緩和されたポイントをまとめました。
WiMAXの速度制限が緩和された経緯
2015年1月の『WiMAX2⁺』を発表した
『WiMAX』の最大の売りは、サービス開始から『無制限』で使えるインターネット接続サービスというものでした。
サービス提供元のUQコミュニケーションズは、WiMAXをさらに使いやすくするために、基地局の増設や、通信サービスの向上をすすめていました。
そして2015年5月に『WiMAX』から『WiMAX2+』へとさらに高速な回線を提供するとともに、WiMAX2+は『無制限』ではなく3日で3GB以上通信した場合には速度を制限をするというルールを設けました。
この発表は『WiMAX2+』は高速回線ではあるが、無制限ではないということで、大炎上することになりました。
この炎上がキッカケで、ユーザーの不満が爆発し、さらに集団訴訟などといった社会的問題にも発展しました。
2015年7月に対応方針を発表し炎上を鎮静化させようとした
WiMAXのサービス提供元のUQコミュニケーションズは、2015年7月に経緯説明とともに、方針を発表しました。
要点をまとめると、
- 広告の表現がわかりにくく誤解を与えてしまったので、今後は改める。
- データ通信の制限を超過しても、速度は極端に制限しない。
ということを検討していることを発表したということです。
2016年12月に見直しを発表した
その後UQコミュニケーションズでは、データ通信量の超過による制限について、しっかりと言及をしていませんでしたが、2016年12月に新しいルールを発表し、2017年2月に導入することを決定しました。
参考:UQコミュニケーションズ2016年12月発表『WiMAXの制限についての見直し』
UQコミュニケーションズが発表した内容は、WiMAX2+の制限を見直し、2017年2月から制限を緩和するというものでした。
2017年2月に制限を緩和した
時期 | 2017年1月まで | 2017年2月から |
---|---|---|
速度制限がかかる データー量 | 3日間で3GB以上 | 3日間で10GB以上 |
制限される時間帯 | 制限を超えた日の 翌日13:00〜翌々日13:00 | 制限を超えた日の 翌日18:00〜翌々日2:00 |
制限後の 最大通信速度 | YouTube動画の標準画質レベルが観れる速度 | YouTube動画の標準画質レベルが観れる速度 |
2017年2月に、『WiMAX2+』の制限が緩和されました。
3日間で3GBだったデータ通信量が3日間で10GBまで緩和され、さらに制限される時間も短縮されるというものでした。
2018年5月時点でも、このルールが適用されています。
速度制限が緩和されたポイント
3日間のデータ通信量が緩和された
一番大きく緩和されたのは、データ通信量が大幅に緩和されたことです。
これまでは3日間で3GBだったのが、見直しにより3日間で10GBまで緩和されました。
制限時間も短縮された
また、データ通信量が超過しても、制限される時間も大幅に短縮されました。
これまでは翌日13時から翌々日13時までの約24時間も制限されるのが、見直しにより翌日18時から翌々日2時までの約8時間が制限されるように緩和されました。
[voice icon=”https://fujimotoyousuke.com/uq-wimax2/wp-content/uploads/2018/04/c52d08453c78eceb6f3ea2d55f17cb52.jpg” name=”” type=”l”]ここで意外と勘違いされているのが、通信制限がかかるのはデータ通信量が超過した直後ではなく、翌日の該当の時間ということですね。また制限されている状態でも、YouTube動画が観れるレベルというのがポイントですね。[/voice]
これにより、WiMAX2+は国内最強のモバイルWiFiと言っても良いぐらい素晴らしいサービスになっています。
[voice icon=”https://fujimotoyousuke.com/uq-wimax2/wp-content/uploads/2018/04/63667b4d41ffd09a5d66defc605100a8.jpg” name=”” type=”l”]WiMAXを契約するなら、わたしだったらプロバイダはギガ放題で月額料金が最も安いBroadWiMAXをおすすめします。[/voice]