勘違いしていた自分に気合を入れる

なんとなくデスクに向かってフェイスブックをながめていたら、新卒で入社したファーストリテイリングの先輩たちの活躍を知った。

その後、なんとなくアニュアルレポートや、ファーストリテイリングの採用ページとかながめていると、ぼくと同期の2002年入社のTが、この9月にとうとう執行役員に昇格していることを知った。

 

あれだけ詰まっていた上級職のポジションを、先輩たちをかなり飛び越えての昇格なはず。数年前にサンフランシスコで活躍していると聞いてから、その後、知らなかったけど、同期入社の中では、圧倒的な出世頭だ。

 

いくら完全実力主義の会社とはいえ、わたしと同じ条件で入社した数百名の中から、執行役員が誕生するなんて、ものすごい。

 

ファーストリテイリングはグレード階級で、だいたいの収入わかるけど、上場会社の社長と同じくらいの収入といっても差し支えないはず。

 

そして、ぼくは、

もしあのまま、ぼくがファーストリテイリングにいたら、どうだったのだろう?

と考えた。

 

 

ぼくが、ファーストリテイリングを辞めたのは、もう7年も前のこと。

いろいろ想うことあり、30代になる前に、ファーストリテイリングを卒業しないとマズイと感じ、退職を決断した。

当時は、わたしは店舗経験だけでなく、商品開発やEC事業の経験もあり、20代そこそこにも関わらず、マネジメント経験もある。
そして、あの頃のファーストリテイリングは、同業のアパレル業界でなくとも、ひっぱりだこのような状況だった。

 

いま考えれば、その頃から、今日まで、トンでもない勘違いを、ぼくはしていた。

 

いまから13年前。

当時ぼくは、入社後、最短で店長昇格できた。執行役員になったTと同じタイミングだったはず。その後異動を繰り返し、本部行ったけど、同期では早かったほうだ。

また、ぼくは30才になる直前にファーストリテイリングを辞めたけど、20代は働いた記憶しかない。
土日は友達の結婚式以外で休んだことないし、店舗時代は数ヶ月に1度は引っ越しを伴う転勤をしていた。

 

そして、いつの間にか、自分は仕事ができる。市場価値の高い人間だ。と勘違いをしはじめていた。

 

今日まで。

 

 

話を戻すと、

もしあのまま、ぼくがファーストリテイリングにいたら、どうだったのだろう?

こたえは、執行役員どころか、部長にもなっていない。そもそも後輩たちが優秀すぎて、追い抜かされまくっていただろう。
正直にそう思った。
あのまま在籍し続けたら、そこそこやってたかもしれないけど。

 

なぜか。それは、当時、どこかで自分の限界を感じていたから。

そして同期のTや先輩、昇進昇格してくる後輩が、人間的魅力にあふれ、熱く強いハートを持っていて、オーラが違った。

ぼくは向上心と根拠のない自信でなんとかなっていたものの、彼らに対するコンプレックスやストレスを猛烈に感じていた。

 

 

 

だから。

あのままじゃ、ダメだったんだ。

 
自分を変えないと。もっと人間的魅力をつけ、コミュニケーションももっとうまくなって、誰よりも熱くなって、ファーストリテイリングやユニクロ、MDといった肩書きなしで、戦えなかったら、ぼくは変わらない。変える力がない。

 

 

 

だから辞めたんじゃないか。辞めざるおえなかったんじゃないか。

 

ちょうど、いまその頃、感じていたことを思い出していた。

 

 

 

ここ最近、仕事をキレイにやろうとしたり、できない理由をすぐ思いついたり、自分にとって都合の良いように勘違いしている自分に、ハッと気づいてしまった。

 

 

当時、ぼくは、コミュニケーションも苦手で、学歴もなくて、人間的魅力が足りてない、本当にコンプレックスの塊だった。
上司と話すのもつらかった。上司が嫌いじゃなくて、うまく話せない自分が大嫌いだった。

深夜、自宅トイレにこもり、同期社員との電話で、おたがいを励ましあっていた。
小手先使って、なんとかしのいでいた。向上心でなんとか自分を保っていた。

向上心と根拠のない自信が、ぼくの武器だ!と言い張って、雑草魂やスポ根でガンガン空回りしていた。

あの、かっこわるいやり方が、ぼくのスタイルだった。

 

仕事ができることを装ったり、クールに仕事するヤツは、うらやましい反面、超嫌いだった。

でも最近、ぼくは、まったく熱くないし、気合いも入ってないし、どちらかと言えば、ぼくが嫌いだった、クールキャラになっているんじゃないか?

そもそも、なんで辞めた会社の同期と自分を比較しているんだろうか?
その発想が、超ダサいし、在籍していたとしても、実力差は当時からあったから、比較すること自体がナンセンスだし。

 

世間体なんて、気にする柄じゃない。スマートにやろうとするやり方は僕のやり方じゃない。

下手なりに、しがみついて、怒鳴られたり、恥をかいて、それでも前に倒れるのが、僕のやり方だ。

>高校時代だって、悔しくだけで、チームメイトの前で大きな声を出して泣くのが、本来のぼくだ。

新人店長のときは、スタッフから嫌われている店長で、何度も上司から呼び出しをされていたじゃないか。

本部勤務時だって、デザイナーやパタンナーが、わたしが生意気ということで、協力してくれなくても、なんとかしてきたじゃないか。

 

こういうとき、気持ちだけは熱い。それがぼくだ。

負けてても負けを認められない。嫌われても突き進む。それがぼくだ。
 

ナルシストっぽいブログだけどいい。

これを公開してさらけ出そう。

 

気づいたら、時計は24時を過ぎている。6時間以上この姿勢でいた。

外を見れば、風が強くて、ザワついている。

 

なにかが変わる気がする。

いや、ぼくが自分を、変えていくんだ。

 

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